雨にぬれる
夜、居酒屋をでると大雨。
でも、自転車なので、覚悟をきめて財布とiPhoneだけはビニール袋にいれてしまうと、ジョッキ3杯分の酔いが勢いづけてくれて、スコールのような雨の中にえいやっと走り出す。
雨がぬるい。
あっというまにTシャツは濡れて体にはりつき、パンツまで冷たい感触が伝わる。
隣町で飲んでいてたので、すぐに道がわからなくなるけれど、まっくらな住宅街の裏道を、なんとなくの方向感覚でもちゃんと家までかえれるのは、長くこの街に住んでいるからなのだろう。
あんまりに雨が強くて、途中、笑ってしまう。
「そういえば、ジェットコースター乗ったときも途中から笑い出すなぁ、自分。」
「こんな風に雨にぬれたのは、いつ以来だろう?ベトナムかなぁ。」
「放射性物質とか、まざった雨なんだろうなぁ。」
「なんかせっかくずぶ濡れだから念願の雨でシャンプーしようかなぁ」
ととりとめのなく考えていたら家に到着。
すぐに風呂にはいって温かいシャワーでシャンプー。
お湯って気持ちいいなぁとおもいつつ、スコール独特のぬるい水粒が体をうつ感覚を久しぶりに感じたのは、なんだか妙にたのしかった夜。
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